トランジット 現代美術交流展

2000年6月～2001年12月（企画から展示まで）

プロジェクトは、梅原と同じ研究室のアーティストから日本旅行をしたいという朧げな願いがありスタートしたものである。その後、デュッセルドルフと名古屋の大学教授、学生、卒業生、アーティストとともに現代美術交流展を企画した。

#1　2001年5月〜6月

アーティスト18人 [ドイツから6人・スイス/ドイツから5人・日本/ドイツから5人・チリから1人・コロンビアから1人 / Bag #1-6, ドイツ・デュッセルドルフ ー 日本, １ヶ月間]

フィールドワーク（グループ）:
名古屋, 伊勢, 奈良, 京都, 東京, 取手
この小旅行で訪れた場所には、伊勢・奈良・京都の社寺などが含まれていた。

トランジット（Ⅰ, グループ展）:
アートポート, 名古屋
クリスチャン・メーゲルト教授記念講演会:
愛知芸術文化センター; 東京藝術大学

#2　2001年10月〜11月

アーティスト35人 [アーティスト18人, 大学教授, 名古屋 ー デュッセルドルフ, 約2週間]

トランジット（Ⅱ, グループ展）：
Atelier am Eck, デュッセルドルフ; デュッセルドルフ芸術大学
中村英樹教授記念講演会:
デュッセルドルフ芸術大学 / テーマ：日本現代美術
バウハウス大学ヴァイマル / テーマ：「ハイブリッド・アート」の可能性 (in: Transit:2001, exh. cat.)

主催:
名古屋造形芸術大学（以下, NZ）
協力:
デュッセルドルフ芸術大学, 東京藝術大学, 関西ドイツ文化センター ほか

海外のアーティストの日本滞在に際して、名古屋ではNZより宿泊施設を提供していただいた。東京では東京藝術大学の宿泊施設（不忍荘）を利用させていただいた。東京藝術大学において開催されたメーゲルト教授の特別講演会および交流会では、東京藝術大学助教授渡辺好明氏に大変お世話になった。〈渡辺氏は、かつて留学中、デュッセルドルフ芸術大学のメーゲルト教授に師事したことがあった。〉そのほか多くの方々の協力によって現代美術交流展の企画を成功させることができた。関係者に改めて深く感謝する。

[注]
在学中の学術交流に関する展覧会のうち、梅原が米国のカーネギーメロン大学（CMU）作品制作アシスタントとして関わったものとしてCMUとNZの交流展がある。[「日米イメージの交流展」（グループ展）, 出品作家: 日米の大学教授, 愛知県美術館ギャラリー, 1997年]

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